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育毛剤や発毛剤だけに頼っていても改善は望めません。育毛剤が効果を発揮するには、毎日のシャンプーとマッサージが不可欠です。今こそケアを！！

毛髪の構造は

一本の毛髪の皮膚の表面に出た部分を毛幹部、皮膚の中に埋もれている部分を毛根部と言い、毛根は毛包という鞘状のものに包まれており、毛髪はこの中を伸びて皮膚表面に現れ出て、外に押し出されて伸びていきます。
頭髪は一本ずつ生えているのは全体の１６％くらいで、普通は毛郡といって一つの毛穴から数本生えています。
毛包の下の膨らんだ部分を毛球といい、この毛球にある毛母細胞は毛乳頭を包み、毛乳頭には真皮上層からの毛細血管が入り込み、毛髪の発育に大切な役割を担っています。
毛母細胞はケラチンという硬いタンパク質をつくり、毛乳頭の頂点部分からは毛髄質、その下の部分からは毛皮質、一番下の外側の方からは毛表皮になる細胞が分裂し、毛皮質は毛の色を作る色素細胞の作ったメラニン色素を取り込みながら分裂を繰り返して毛髪を作り、頭髪の場合は一日に０.３～０.４ｍｍ成長していきます。
毛包の上部には皮脂腺が接続しており、ここから分泌された皮脂は汗とともに皮脂膜(脂肪膜)をつくり皮膚や毛髪を保護しています。